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マジで悩んだ!
それは、1年ほど前(だったと思う)、某移動局に未交信の JCG をサービスして頂いたときの話しである。UR 599 BK 式の short QSO で終わるものと思っていたが、急に「ホレ・・・」と和文が10秒ほど続いた後、「73 TU E E」と打ってこられた。
いつもお相手して頂くお馴染みさんならば、short QSO の際も、「オオキニ」や「マタヨロ」など、一言だけ和文で挨拶を交わすことは珍しくない。その某局とは 1st QSO であったが、10秒ほどの和文の次が「73 TU E E」であったことから、その和文は、短い挨拶と考えた。しかし、和文を打たれることを全く予期していなかった私は、最初は1文字もコピーできなかった。そこで、「SRI PSE AGN BK」と返して短い挨拶の部分だけ再送信して頂いたが、個々の符号は理解できても、電文は???であったため、再々送信をお願いして、電文をすべて書き取ることにした。 「ホレ」の後、「ヨレイナ゛リイムレ・・・」と続いたため、「何じゃこりゃ!?」と混乱してしまい、最後まで電文を書き取ることができなかった。仕方なく、わかったフリをして、「CFM 73 TU E E」と打って、急いでその場から逃げ出した(笑)。 さて、何とか逃亡には成功したものの、私は、書き取った電文の意味が気になって考え込んでしまった。皆さんは、この電文の意味がおわかりだろうか? およそ10分後、「そうか!、わかった!」、私は思わず手を叩いた。 「ホレ」+「ヨレイナ゛リイムレ・・・」 →「DOMOARIGATO・・・」 →「ど(う)もありがと・・・」。 そう、ローマ字である。 おそらく、「どうもありがとうございました」という趣旨の電文であったと想像している。 「DO」と「ホレ」。思い込みとは恐ろしいものである。いつものことだが、自分の修業不足を痛感した。
by jg2gsy
| 2012-05-03 07:20
| モールス・電鍵
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