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私が紙ログに固執する理由(その3)
私の紙ログは、要するに落書き帳である。有用と思った情報は、すぐに備考欄や余白に書き込んでいる。(上下左右はもちろん、裏面も。)ロギング・ソフトのほとんどは、私にとって十分な余白(備考欄)がなく、数行離れた書き込みを互いに矢印で繋いだり、書き込みの種類によってインクの色を変えることなどができない。ロギング・ソフトを使いつつ、QSO data 以外の多くの情報も残すために、別途ノートを併用されている OM さんを知っているが、私は、「紙ログ = ログ(QSO data)+ ノート」と考えている。
私が紙ログの備考欄や余白に書き込む内容は、 ① 伝搬の種類(Gw, Es, Sc, etc) ② アンテナのビーム方向 ③ 空振りした CQ の回数 ④ 相手局をコールしたときのパイルの大きさ ⑤ 何回目のコールでピックアップされたか ⑥ 相手局が好む CW のトーンやスピード ⑦ 相手局が好んでオンエアする周波数(の端数) ⑧ 入感していたビーコン などと、書き出したらきりがない。私にとって、これらは非常に有用な情報となっている。 紙ログは落書き中心、QSO data は自作の電子ログで管理。これが現在の私の運用スタイルとなっている。しかし、今までに何回も、メジャーなロギング・ソフトの導入を検討したことがある。この件は長くなるので、改めて投稿させて頂く。 以前、知人から、「コンテストのときも紙ログか?」という質問を受けたことがある。その通り、コンテスト中も紙ログでやっている。移動運用でコンテストに参加する場合は、dupe check も紙ベースで頑張っている。しかし、最近は、固定からコンテストに参加する際は、dupe check だけ Excel を利用するようになった。と言っても、各バンド毎に QSO した局のコールサインを Excel に入力して、アルファベット順にソートしたものを、目で見て判断しているだけである。(オートフィルタ機能を使って検索するほど QSO 数は多くない。)紙ログには記載したが、Excel への入力を忘れて、「QSO B4」が返ってくることなど、毎度のことである(失礼)。「紙ベースと大差ない!」とは、知人の談である(笑)。 リアルタイム・ロギング + キーボード・キーイングと比較すれば、恐ろしく非効率的であるが、私は、そのゴチャゴチャとした慌ただしさと格闘することが、コンテストの魅力と考えている。
by jg2gsy
| 2013-09-21 11:30
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