もう時効だと思われるので、非常に腹が立ったことを紹介したい。
昨年、私はあるコンテストに参加した。残念ながら、私の QTH からは CONDX が悪く、数局しか NR 交換できなかったため、正式なサマリーとログではなく、チェック・ログを提出することにした。そもそも、チェック・ログとは、コンテストで上位に入賞する(した)局のログが正確か否かを確認するための資料である。よって、私は、チェック・ログを提出する際、
自分の得点やマルチなどを計算したサマリーを作成せずに、交信した局のコールサインの他に、交信日時、交換した NR、バンド、モードのみを抜粋してコンテストの担当者に、「チェック・ログ」と明記してメールで提出した。すると、すぐに担当者からメールの返信があり、
「得点とマルチを計算したサマリーがない」と文句を言われたのである。そこで、
「チェック・ログにサマリーが必要なのか?」と尋ねたところ、
「チェック・ログのような余計なものは送りつけるな!」、「余計な仕事が増えるだけだ!」と、信じられない言葉が返ってきた。結局、私は、得点とマルチを計算したサマリーと正式なログを再提出したが、
もう2度とそのコンテストには参加しないと決めた。
チェック・ログに関しては、ずっと以前にも嫌な思いをしたことがある。話は1987年まで遡る。私は、JARL 東海地方本部が主催する「東海マラソンコンテスト」に参加したが、ほんの数局しか交信できなかったため、チェック・ログを提出した。ログ・シートは JARL 制定の用紙を用い、サマリー・シートの代わりに、「これはチェック・ログである」と明記した手紙を1枚添えて提出した。そして、数ヶ月後、JARL NEWS に発表されたコンテストの結果を見て、私は我が目を疑った。そこには、
失格局
JG2GSY(サマリー・シートなし)
と記載されていたのである。
私は、即刻、JARL 東海地方本部に電話を入れ、コンテストの責任者に抗議した。すると、信じられないような回答が返ってきたのである。
「私は一応コンテストの責任者だが、得点、マルチ、順位の計算等は、すべてアルバイトの女子大生にやらせているため、私は最終的な結果しか知らない」とヌケヌケと言うではないか。(まあ、正直な奴と言えば正直な奴だが。)要するに、
「アルバイトの女子大生では、チェック・ログの意味がわからなかった」ということである。私は事情を説明し、JARL NEWS に訂正記事を掲載することを強く要求した。その責任者は素直に私の要求に応じ、「速やかに訂正記事を掲載する」と約束した。果たして、数ヶ月後、JARL NEWS を読んだ私は、再び驚くこととなった。そこには、
「先日の東海マラソンコンテストで失格局となった JG2GSY は、コンテストに参加しなかった局の誤りでした」と書かれていたのである。
コンテストの責任者ですら、チェック・ログというものを理解していない証拠であった。さすがの私も、もう何も言う気にはならなかった。